シャンプーはアミノ酸系かベタイン系がおすすめ
シャンプーはアミノ酸系かベタイン系がおすすめ
今回は、「シャンプーはアミノ酸系かベタイン系がおすすめ」というお話しです。
まずは避けるべきシャンプーについてお話しします。
石油系(高級アルコール系)の合成シャンプーは避けるべき
石油系の合成界面活性剤を使用したシャンプーの使用は避けた方がいいです。
高級アルコール系の界面活性剤の一つで、石油を原料として製造されています。
※高級アルコール系には油脂から製造される界面活性剤もあります。
石油系の界面活性剤は泡立ちが良く、洗浄力が強く、安価で入手しやすいために、質の悪い安いシャンプーに良く使用されます。
ただ、髪や頭皮にとっては洗浄力が強すぎるために傷つけてしまいます。
その為、薄毛や抜け毛の原因になります。
また、石油系界面活性剤は皮脂をごっそりと洗い流してしまうのも問題です。
皮脂というのは頭皮を乾燥や紫外線から守ってくれるので、本来は必要な物質です。
その為、皮脂が無くなると乾燥や紫外線にさらされてしまいます。
それと、失った皮脂を補おうとして、返って皮脂の過剰分泌を引き起こすこともあります。
皮脂は酸化されると頭皮の嫌な臭いの原因になるので注意が必要です。
それに、石油系の界面活性剤は、髪や頭皮にだけでなく、人によってはアトピーを起こしたりもするので、基本的に使用は避けた方がいいです。
石油系界面活性剤の見分け方
「ラウリル硫酸~」「ラウレス硫酸~」「~硫酸」などと表記されている場合が多いです。
石鹸系のシャンプーも避けた方がいい
石鹸系シャンプーというものも存在します。
石鹸自体は天然由来の界面活性剤で人間の体に悪いものではないですし、微生物によって分解されるので自然環境にとっても優しいものです。
ただ、洗浄力が強い為に髪や頭皮にとっては刺激が強すぎます。
その為、石鹸系シャンプーも避けた方がいいです。
石鹸系の界面活性剤の見分け方
以下のような表記がされていると石鹸系シャンプーの可能性が高いです。
石けん素地
カリ石ケン素地
石けん分
脂肪酸ナトリウム
脂肪酸カリウム
ラウリン酸カリウム
ステアリン酸ナトリウム
オレイン酸ナトリウム
おすすめのシャンプーはアミノ酸系かベタイン系
やはり、おすすめのシャンプーと言えばアミノ酸系かベタイン系の界面活性剤を使用したものです。
どちらも低刺激で髪や頭皮に優しく、保湿力にも優れているのでおすすめです。
ただ、両者を比較すると、より低刺激なのはベタイン系の界面活性剤になり、ベタイン系シャンプーは赤ちゃん用のシャンプーにも使用されています。
それと、ベタイン系の界面活性剤の方がアミノ酸系界面活性剤よりも泡立ちがいいという特徴もあります。
また、アミノ酸系、ベタイン系のデメリットとして、
・泡立ちが悪い
・石油系の界面活性剤と比べると洗浄力が弱い
・値段が高くなりがち
といったことが上げられます・
ただ、薄毛や抜け毛の事を考えると、アミノ酸系かベタイン系のシャンプーを使用した方がいいです。
アミノ酸系の界面活性剤の見分け方
アミノ酸系の界面活性剤を使用されている場合には、以下のような表記がされていることが多いです。
アシルグルタミン酸
ココイルサルコシン酸Na
ココイルメチルアラニンTEA
ココイルメチルアラニンNa
ココイルメチルタウリンNa
ココイルグルタミン酸TEA
ココイルグルタミン酸Na
ココイルグリシンK
ラウロイルサルコシンTEA
ラウロイルアスパラギン酸Na
ラウロイルメチルアラニンNa
ラウロイルメチルタウリンNa
ラウロイルグルタミン酸Na
ラウラミノプロピオン酸Na
ラウリミノジプロピオン酸Na
ベタイン系の界面活性剤の見分け方
ベタイン系の界面活性剤を使用されている場合には、以下のような表記がされていることが多いです。
コカミドプロピルベタイン
ラウラミドプロピルベタイン
ココアンホ酢酸Na
最後に
石油系や石鹸系の界面活性剤を使用したシャンプーは髪や頭皮にとっては刺激が強過ぎるので、避けた方がいいです。
特に石油系シャンプーは人体にも良くないので、私は決して使用しないようにしています。
それに、大人が使うのであればまだいいのですが、小さなお子さんがいる場合には石油系シャンプーは避けるべきです。
おすすめは、アミノ酸系シャンプーやベタイン系シャンプーと呼ばれるものです。
両方とも低刺激で髪や頭皮に優しいシャンプーになっています。
特に、ベタイン系の界面活性剤は赤ちゃん用のシャンプーにも使用されているので、
髪や頭皮だけでなく、敏感肌の方にも優しいシャンプーになっています。
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